プロサーファーに皮膚癌はいない【西ヶ原】

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プロサーファーに皮膚癌はいない【西ヶ原】

2021.9.6 / 西巣鴨店

近年紫外線は害ばかりが注目され、テレビは勿論ネット上でも悪者扱いされています。

しかしながら紫外線は人間にとっても非常に重要なものです。

紫外線の正しい効能を今一度見直してみましょう。

『日焼けの健康的メリットとは？具体的にわかる日焼けの効果効能5選』

https://so-le.com/media/health/a29

要約すると

1.骨育
骨粗しょう症の最大の原因はビタミンD不足です。紫外線を浴びることで皮膚や肝臓に蓄えられたビタミンD2をビタミンD3に変える役目をします。

ビタミンD3は食物から摂取したカルシウムを体内カルシウムに再生するのに必要です。

体内カルシウムは骨格を作り、神経の伝達物質の役目をします。

骨が丈夫になり、運動神経がよくなるのはその為です。

2.筋力、パフォマンスアーップ
紫外線により育成されたビタミンD＝ステロイドホルモンは体中の臓器細胞の核内受容体と結合し、200以上の遺伝子の発現し活性化する。　

よって、骨の組織成長や筋肉量が増えます。

そのため、ビタミンDが不足すると全身にさまざまな病気が起こりやすくなるのです。

3.免疫アップ
紫外線は皮膚の樹状細胞・免疫細胞・炎症細胞に直接作用で働きを弱め、一連のアレルギー反応を抑えます。

ビタミンDが免疫機能のコントロールセンターである腸に直接働きかけて、腸内環境を整え、免疫力をアップ。

またビタミンDは細胞内の遺伝子を納めた核に入り込んで、がん抑制遺伝子に直接働きかけます。

4.ストレス、うつ予防
紫外線を浴びた皮では快楽ホルモン「βエンドルフィン」と脳からの喜びホルモン「セロトニン」が分泌します。
脳の機能が活性化し、1日のリズムが整えられて、うつ病や認知症を予防・改善します。

また目から入った紫外線が網膜を刺激し、体内時計をリセットします。

以上が紫外線の有益性です。

私の母親は晩年、骨粗鬆症でした。

しかしながら毎朝のウォーキングを日課としてました。

オーブントースターで餅を焼き、磯辺餅と日本茶で腹ごしらえをして小1時間ウォーキングに出かけます。

朝紫外線を浴びる事は骨粗鬆症対策には効果があると言われています。

母の骨粗鬆症は進行しませんでした。

ところが腎臓機能の低下で足にむくみがでます。

担当医からウォーキングは控えた方が良い！との指導。

素直にウォーキングを止めてしまいます。

其の後、急速に骨粗鬆症が進み、腰椎圧迫骨折を繰り返し歩けなくなります。

介護士の方から言われたのは、骨粗鬆症の進行は運動不足と紫外線不足だそうです。

「たとえ長生き出来なくとも最後まで自足歩行の出来る人生の方が良いに決まっている。ドクターの考え方は間違っている！」

とのことでした。

女性の肌色の歴史を見てみましょう。

戦後、女性メイクはクリームと白粉による和風の薄化粧が基本であり、1960年代半ばまでのモデルの多くは、日本人の映画女優でした。

原節子さん、岸恵子さんに吉永小百合さん。

清楚感。

ところが1970年代に入ると1976年カネボウのキャンペーン「黒い瞳はお好き？F. サガン」を代表とする日焼けブームが起こる。

古くは前田美波里さん、後に浅野ゆう子さんが白い砂浜の上で惜しげもなく小麦色の肌を躍らせていた。

躍動感。

80年、サーファーがブレイクする。

1982年3月5日にリリースされた八神純子の「サマーインサマー〜想い出は、素肌に焼いて〜」の詞には

「カフェ・オ・レ色に心まで妬いて灼いてしまいたい！」

とある。

日焼けサロンが筍のように現れ、街中にコパトーンの香りが溢れた。

ブームは90年代半ばのアムラーまで続いた。

渋谷のセンター街にはガングロ、ヤマンバギャルと呼ばれる常軌を逸したメークにコスチュームのギャルが現れた。

その一方で80年代はホワイトニングも注目され「資生堂」や「ポーラ」などから美白コスメが続々登場します。

90年代までは『夏の小麦色肌』と『冬の白肌』は共存していた。

ところが90年代後半、突然美白大ブームが到来し『トキノ』の鈴木その子さんがブレイクする。

トランスペアレントと呼ばれる透明感のあるファッションがメインストリームになり、美白ブームに拍車をかける。

紫外線の害が叫ばれ180度空気が変わる。

『夏の小麦色肌』は影を潜め、一気に紫外線が悪者になる。

化粧品会社の策略である。

秋に抜け毛が多いのは夏の紫外線の後遺症である！という説まで流れた。

いやはや紫外線と抜け毛は無関係なのに。

その証拠にプロサーファーにハゲは居ない。

私も同級生と比べたらふさふさである。

秋に抜け毛が多いのは人体は自然界と同じサイクルの影響を受けているので、落葉期には抜け毛するというのが正論であると思われる。

性懲りも無く、化粧品会社は後にシリコンでも同じ策略を取る。

シリコンを悪者にするのである。

「毛穴が詰まる！」だの、「皮膚に付着し炎症を引き起こす！」だの、根も葉もないことを書きたてノンシリコンブームを演出した。

消費者を煽りまくった！

単にノンシリコンシャンプーを売りたいが故に。

そのおかげで今までシリコンを配合していたメーカーは代替品を迫られ、一部値上げを余儀なくされた。

結局のところ不必要な買い替えを迫られた消費者が不利益を被ったのである。

現在多くに使用されるジメチコンに代表される水溶性シリコンは全くの人畜無害である。

水に溶け生分解性100％である。

ハイダメージの女性の方の髪の毛の手触り感を良くするのは、シリコンの配合量が多いトリートメントが1番効果的です。

このような無知に付け込む化粧品会社の風評作戦において、結局は消費者が被害を被るのである。

現実に日焼けの健康的メリットはすでにあちこちで報告されているが、何故かメディアでは害ばかりが騒がれメリットを目にすることは少ない。

多くの方が紫外線と皮膚癌を結び付ける。

プロサーファーは一般の方とは比べものにならない量の紫外線を浴びています。

しかしながら私の周りのサーファーには皮膚癌はいません。

ゼロではありませんが過度に騒ぎ立てる程のものではない。

それよりは健康促進に繋がる適度な紫外線にも注目するべきです。

正しい情報を選別し上手く付き合いましょう。

紫外線は害よりも益の方が高いのは明らかです。

シリコンも全然問題ありません。

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