次女からインナーカラーのリクエストがあったんもんで。
ブリーチ×2。
色乗せは無し。
バイトの関係もあるのでしょうが、最近の若い子の間では全体にハイトーンにするのはあまり好まれない様です。
日本で最初にインナーカラーを提案したのはヘアーメークの金原宜保さん。
90年代の初め。
金原さんは日本のヘアメイクアーティストで美容室 FACE-Tの設立者でオーナー。
妻は、元アイドル歌手・女優の河合奈保子さん。娘は元歌手のkahoさん。
80年代後半からニューヨークで仕事をしていた金原さんが当時雑誌の中で語っていたのを憶えています。
「街中で風になびくと色が変わる女性のヘアースタイルにハッとさせられた。
よくよく見ると髪の毛全体じゃなく、内側に段にカラーが入っていた。
インナーカラーとの出会いだった。
べた塗りが当たり前の時代にこのオシャレ感はたまらない。」
美容業界がメディアから脚光を浴び始めた時代でした。
その彼は今は日本の美容業界に見切りを付けてオーストラリア在住。
1986年渡米(ニューヨーク)故須賀勇介氏に師事。
『NY SUGA Salon』 出身です。
ところで、何気に美容師と結婚する芸能人が多いのです。
最近では元モー娘の市井紗耶香さん(29才)や小倉優子さん(29才)など。
須賀勇介さんは70年代、日本人で最初にNYで成功した美容師です。
70年代後半から80年代にかけて『NY SUGA Salon』はニューヨークでNO1サロンでした。
私が美容師になった時にはすでにニューヨークだったので、ほとんど仕事を拝見する機会はありませんでした。
その頃の日本ではモードの中心はパリとロンドンだったので尚更です。
ただ当時、須賀さんが日本の表参道にOPENした『STUDIO V』は超有名店だったので須賀勇介さんには強い憧れを抱いていました。
実は1度だけ須賀さんにお会いしたことがあります。
確か、京王プラザホテルで。
『Alexandre de Paris』のディレクター、ダニエル・フレナーのヘアーショーでした。
我々のスペースの後ろの最前列に座っていらっしゃいました。
周りには石渡潔先生や萩原宗先生をはじめとした当時の日本の美容界の巨匠が。
コロナの影響で前期は全てオンライン授業です。
学力の低下が心配です。
就職も。
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