
Verona
今、地球の深刻な水不足が懸念されます。
仮想(かそう)水の話をします。
1杯の牛丼が出来るまでに必要な水の量はバスタブ180杯分。
ハンバーグが120杯。
ご飯1膳が3杯。
だから食を見直そうという意見があります。
しかし牛肉1Kgを生産するために必要な草を育てるのに水が100t必要にもなると言うが、植物は水をその体内に取
り込んだ後空気中に放出し、やがては雨になって帰ってくる。
そして、大気に放出された水は純水になる。
また都市においては、下水に排水されたものは浄化され上水になるものもある。
質量保存の法則から考えると宇宙に放出しない限り地球上の水の量は変わらない。
水不足原因のファクターは温暖化と環境破壊が主だとも言われています。
「温暖化は太陽熱の周期的なもので、CO2排出に因るものではない!温暖化キャンペーンは石油を悪者にしたいア
メリカの原子力産業の陰謀ではないか?」
という説も在る。
中国の冷凍食品の問題から日本の食料自給率の低さが問題になっています。
しかしながら食糧を輸入した方が仮想水の直接水の使用量が少なくてすむ場合が多いという報告が在ります。
さらに農作物貿易により、かつて貧困と飢饉に苦しんだ南米の多くの国民が経済的に潤っているという事実もある。
でもその輸送にジェット燃料が使われ、温暖化につながると・・・・・。
自分にとって都合のいい環境を整えると、必ずその裏で負荷がかかる存在がある。
家庭、学校、会社、社会、地球。
全てにこの法則が当てはまる。
非常にデリケートです。
大切なのは、だから自分はどうするのか?
自分で責任ある行動をとる事ではないのでしょうか?
PARIS
以前、新聞で
「辛いもの、苦いものを敬遠する若者が増えているという。
すし店では、わさび抜きを注文する若者が目立ち、眠気覚ましのガムも刺激を抑えた商品が発売されている。
子どものころから味覚や嗜好があまり変わらず、「大人の味」が苦手な若者が増えているようだ。」
「若い世代は従来より、味覚が未成熟な状態といえるかもしれない。
ゲームやインターネットをしながらの『ながら飲食』の傾向もあり、
味への関心が薄らいでいるのではないか」と分析している。
という記事がありました。
たしかに嗅覚や触覚は無機質なものを好む一方で、
聴覚、視覚においてはかなり刺激的なものを好む傾向があるようです。
感じるのは『感性のバランスの悪さ』。
原因は、パソコンや携帯電話やipodなどの携帯音楽プレーヤのようです。
我々の仕事は五感が命です。
関係者の皆様、今一度自分の周りを見回し、改めて見てはいかがでしょう?
それが業界の活性化につながるかもしれません。
九十九里
最後にもう一つ、
我々は『男性美容師の高齢化』という問題を真剣に考えています
代表 代田道央