テレ朝のモーニングショーに『喝!』
『美容室の倒産“過去最多” 美容師は年々増加なのに人手不足なぜ?背景に働き方改革』
「羽鳥慎一モーニングショー」2025年9月19日
美容室の倒産“過去最多” 美容師は年々増加なのに人手不足なぜ?背景に働き方改革
から
低賃金や長時間労働の改善を求めるスタッフの流出が加速していて、『美容師のフリーランス化』が進んでいます。
この流れはおおむね正しい。
■大手ヘアカット専門店 退職率減を達成 秘策は…
美容師の退職率を減らしているのが、ヘアカット専門店『QBハウス』です。
こちらでは、退職率が大幅に減っています。
この改善の解説は完全に間違い。
退職率改善要因に
『研修制度』『福利厚生』を挙げていますが、あまり関係無いと思われます。
以前何人かのQBハウスやカット専門店のスタッフと話をしたことがあります。
パートタイマーを除いて、全員が2年後は続けているかどうか?と言っていました。
「トイレにも行けず膀胱炎になる!」
「クレーマーが多すぎる!」
等、本部に対しては不満だらけでした。
仕事にやりがいを感じている人は皆無。
ただ引退後のスポットで働くには良さそうでした。
では何故退職率減を達成したのでしょうか?
理由は社員の多くはお役御免スタッフだからです。
つまり
スタッフの多くは経営していた店をつぶした、勤めていた店で居場所が無くなった等です。
通常、美容室のスタッフ平均年齢は30才手前位です。
これは多くの新卒が就職後10年以内に独立するか退職するからです。
AI によるQB概要
QBハウスの社員の平均年齢は、求人情報などでは40代、具体的には43歳と掲載されています。
定年制度を設けておらず、20代から最高年齢70代まで幅広い世代が活躍しており、定年後も働くことができる環境も特徴です。
QBハウスはお役御免スタッフの受け皿となっているのです。
なので辞めるに辞められない。
言い方は悪いですが、2000年の頃のカリスマ美容師ブームでなだれ込んだ動機不純美容師がちょうど40代です。
その掃きだめとなっているのです。
テレ朝ニュースにあるように、実力があれば当然シェアサロンに行くでしょう。
我々の業界での合格目安の売り上げボーダーラインは月額100万円です。
QBハウスの事業成功理由にもう1点。
店長を置かず、現場のスタッフは作業のみで権限を与えないと言う特徴がある。
利用客は店内で自販機で利用券を買い求めます。
それを受け取ったスタッフは無言で10分でカットし終了。
チームワークが無いのでスタッフどうすのリレーションがありません。
なので役職は不要です。
裏を返せば流れ作業でスタッフのご意見は無用。
1000円カットを経営した友人が自販機ではなくスタッフに売上を管理させたら、
売り上げを抜かれ1年で閉店しました。
理美容に限らず退職理由の1位は人間関係です。
パワハラ。
無能な教員がイジメの温床になるのと同じです。
そもそもヘアライターの佐藤友美さんはQBハウスが理容室なのか美容室なのかを理解していない時点でミスキャスト。
QBハウスはすべての店舗は見た目は同じで、理容室のシンボルであるトリコロールのサインポールはありません。
しかしながら営業許可証は以下の3業態での事業です。
1.理容室
2.美容室
3.理美容同時登録(理容所と美容所の「重複開設」)
理美容同時登録(理容所と美容所の「重複開設」) とは同一の場所で理容所と美容所の両方を開設することで、
その施設で働く全ての施術者が理容師・美容師両方の資格(ダブルライセンス)を有している業態です。
最後に
倒産過去最高は美容室に限らない。
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